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「ひも」の解説
STRING GUIDE
ロープの種類
- ヤーン:各種繊維素材に撚りをかけたもの。
- ストランド:ヤーンを数本から数十本集めて、ヤーンとは逆に撚りをかけたもの。
- ロープ(単合打):ストランドを3本集めて、ストランドとは逆に撚りをかけたもの。
- ロープ(複合打):ストランドを数本合わせて、複合ストランドとし、これを撚り合わせたもの。
撚り (より) とは
ひもの引出し方
ロープは、撚りをかけながら巻き取るため、平に置いて中心から引き出すと一層撚りがきつくなり「キンク」します。更にキンクがきつくなると「キンク切断」の原因になることがあります。また、裏返しに引き出すと撚りが戻っていきます。
「麻」の解説
HEMP GUIDE
麻の種類と用途
- 亜麻・苧麻・大麻:衣類用
- マニラ麻・サイザル麻:網索用 (ワイヤロープ)
- 黄麻・ケナフ・商麻:包装用
- マニラ麻・亜麻・苧麻・大麻・黄麻:製紙用
黄麻 (JUTE)
しなのき科に属する1年生植物の茎から採った靭皮繊維。
日本では、つなそ・インド麻・カルカッタヘンプとも称されている。
●原産地:ベンガル湾に面する東パキスタン(プラマプトラ河流域)=バングラデシュ及びインド(ガンジス河流域)が生産地で、他に中国・ビルマ・台湾・ブラジル等。
●栽培、形状:高温多湿の気候に適しており、2〜5月頃に種まきを行い、4ヶ月程で2〜3m 迄成長し、9月頃刈り取る。
●特徴:ジュートは、ドンゴロスとも言われ粗い穀物袋などに使用されているが、ラフな感触が魅力になってブルゾンなどに一部使用されている。従来の衣料品に使用されない理由として繊維に弾力性がなく、繊維が硬く長繊維ではないので脱落してしまう。
●用途:米、麦、大豆等の穀物輸送用、保存用の布袋、カーペットの基布、畳糸のたて糸、帽子、スリッパ、農業用バインダー紐、樹木用根巻きに使用されている。
ケナフ (KENAF)
アオイ科フヨウ属の一年草で、洋麻(ヤンマ)、メスタジュート、アンバリヘンプ、紅麻等、色々な名称で呼ばれている。大別してキューバケナフとタイケナフの2種類がある。ケナフの歴史は古く、アレキサンドラで4000年前のリネンの種子が見つかったと同時に西アフリカで4000年前のケナフが発見された。ケナフの語源は、ペルシャ語で「麻」を意味する。
●原産地:中国、ミャンマー、ラオス、タイ、インド、バングラデシュ、オーストラリア、アメリカ、アフリカの一部、ヨーロッパの東南部。
●栽培、形状:元来熱帯原産であるが、大抵の畑や水田でも栽培できる。茎の太さ約3〜5cm、茎の長さは3〜5m、時には10mに達する。種まき後4〜5ヶ月で収穫できる。
●特徴:茎からは、2種類の繊維が採れ外側の層からは目の粗いものが、中心部からは目の細かいものが得られる。栽培品種は約200種ほどが知られ、黄麻(コウマ、ジュート)の代用繊維としても多く使用される。いわゆるタイジュートは、この種類で、黄麻の代替品。衣料品以外では、他の植物よりも単位面積当たりの収量が最も高く成長も早くて、製紙原料としても注目されている。また、二酸化炭素をヒノキの約3倍吸収し、炭になれば吸湿、吸臭性に優れているので土壌改良剤や脱臭剤等としての利用もされている。
●用途:ケナフは、ジュートの代替品として使用され、穀物袋、産業用麻袋、荷造り用麻紐、農業用バインダー紐、樹木用根巻きに使用されている。
サイザル麻 (SISAL)
クサスギカズラ科のリョウゼツラン属でアサの仲間ではないが、歴史的に最も使われてきた繊維である麻にちなんで、サイザルアサと命名された。「サイザル」は以前よくこの繊維が船で積み出しされていたユカタン半島のサイザル港にちなむ。
●原産地:19世紀にサイザルアサの栽培は世界中に広がった。現在ではフロリダからカリブ諸島、ブラジル、タンザニアを中心とするアフリカ各国、アジアなどで栽培され、中心的な繊維作物となっています。
●栽培、形状:長さ1.5-2.0mの剣のような形の葉からなるロゼットを形成する。若い葉の緑には細かい鋸歯があるが、成熟するとともになくなる。不稔性で、分枝によって増殖する。収穫できるまでに3〜4年くらいかかり、その後3〜8ヶ月毎に収穫できる。
●特徴:繊維長は、60〜100cm位あり大変繊細でかつ強靭、柔軟で耐水性がある。湿気を含むと収縮し、乾燥すると伸長する。この繊維の吸収・拡散は、繊維の自重約20%にも及ぶ。また、吸音性・通気性・保温効果に優れ、静電気も発生しない。
●用途:船舶用ロープや漁網、網引き用ロープ、ダーツの的芯、カーペット等に使用されている。
マニラ麻 (MANILA HEMP・ABACA )
和名は、マニラアサ。英名ではアバカでアバカは、芭蕉科芭蕉属の多年草。外見は、バナナに似ているが、葉の幅が狭く、より密に生えている。果実は食用にはならない。麻の仲間ではないが、繊維が採れることから、最も一般的な繊維作物である「アサ」の名が付いたようである。
●原産地:フィリピン、エクアドルが主産地であるが、ボルネオやスマトラにも広く分布している。
●栽培、形状:熱帯地方の山間部に生息する多年草で、高さが5〜7m位で葉は楕円形で大きく、基部は鞘状で茎を包むようになっており(葉鞘)、ここから繊維が採れる。収穫できるまでに3〜4年くらいかかり、その後3〜8ヶ月毎に収穫できる。
●特徴:葉の繊維は強靭でしかも軽く、耐湿性があり、船舶用のロープに最適とされている。網、織物。製紙の原料になる。
●用途:船舶用ロープや漁網、織物や製紙原料として使用されており、日本の紙幣にも使用されている。
麻布の種類
麻布の両端耳処理
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